「俺と美空はさぁ……大学1年の時に知り合ったんだ……」
先生が少し俯いて、私の手をギュッと握りながらポツリポツリと話し始めた。
「美空って名前は、美しいに空って書くんだ。
その名の通り美空は太陽のようにキラキラ輝いてて明るくて心の美しい澄んだ子だった。
だから大学でも人気があって、美空の周りには常に沢山の友達がいてさぁ……」
美空さんは私とは正反対な人。
そんな人が何で自殺をしたんだろう……。
「大学入学した時に仲良くなった女の子が美空とも仲が良かったんだ。
それで、その友達を通じて美空と話すようになって、美空は実家から大学に通ってて、俺は地元を離れて1人暮らしで、初めての土地だったから、美空にいろんな所を案内してもらって、いろんなことを話すうちに俺は美空のことが好きになっていったんだ……。
で、クリスマスイブの日に俺から告白して付き合うようになったんだ……」



