【先生×生徒シリーズ】涙色の空




アパートばかりが建ち並ぶ場所。


その中に先生の住んでるアパートは建っていた。


レンガ造りのアパートは、他のアパートの中でも目立っていた。


アパートの裏にある駐車場に車を止める先生。



「先生の住んでるアパートってオシャレだね」


「そっか?ここしか部屋が空いてなかったんだよ」



先生はそう言って、車のエンジンを止めた。


先生と私は車を降りる。


初めて入る男性の1人暮らしの部屋。


ドキドキしていた。


背中にツーと汗が伝っていく。


ただの先生と生徒の関係だけど、先生とはキスした仲。


キス以上のことをされるかもしれないという恐怖心と期待感が交差していた。