【先生×生徒シリーズ】涙色の空




“バンッ――”


私はテーブルを思いっきり叩いて椅子から立った。


皆が一斉に私を見る。



「お姉ちゃんは関係ない!お姉ちゃんと比べるのはやめてよ!何かあるごとに誌音、誌音って!失敗作で悪かったわね!もう私のことはほっといて!自分のことは自分で決めるから口出ししないで!」



私はそう言って、ダイニングから出て行った。


ダイニングから「梨音、待ちなさい!」と言う母親の声と「ほっとけ!」と言う父親の声が聞こえる。


私は2階の自分の部屋に入った。


部屋に入って、戸を閉めた途端、我慢していた涙が一気に溢れ出した。