「一緒に食う?」
「えっ?でも……」
先生と一緒にお昼ご飯?
いいのかな……。
「遠慮すんなって!そこ座って?今、お茶いれるから」
先生はそう言って、椅子から立ち上がると、冷蔵庫が置いてある隣の小さな流しへ行った。
帰ろうと思えば帰れる。
なのに私は鞄が置いてあるベッドの部屋へ行き、鞄からお弁当箱を出して保健室に戻った。
そして先生に言われたように椅子に座る。
やっぱり私は先生には敵わない。
熱いお茶が入ったマグカップを持って先生が戻ってきた。
机にふたつのマグカップを置く。
「食べよ?」
「……うん」
私はお弁当袋からお弁当箱を取り出した。



