目が覚めて、壁にかけてある時計を見た。
あと1、2分すれば昼休みだ。
今日はそんなに寝てないみたいで良かった。
私はベッドから下りて、ベッドの部屋に出た。
先生は相変わらずパソコンに向かって仕事をしている。
先生に声をかけようとした時、授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
先生は「うーん!」と背伸びをして、パソコンの電源を落として椅子ごと、こちらを向いた。
「うわっ!」
先生は驚いた声を出す。
「いつからそこに?」
「さっき」
「体調は?」
「だいぶ良くなった……」
先生は「そかそか」と言ってクスッと笑った。
「腹減ったなぁ……。藤井、飯は?」
「お弁当……」
「弁当かぁ。俺は……」
先生は机の下に置いてあったリュックを取り、リュックを開けてガサゴソ中を探る。
リュックから出て来たのはコンビニの袋。
「コンビニのサンドイッチとおにぎり」
先生はコンビニの袋を私に見せて子供のようにニカッと笑った。



