「ずっと、辛かったんだろ?ずっと、苦しかったんだろ?」
先生は、私の髪を優しく撫でながら、まるで泣きじゃくる小さい子供に言い聞かすように優しくそう言った。
「泣きたい時には思いっきり泣けばいい」
「先生……」
顔を上げて先生を見ると、先生は優しい笑顔で私を見下ろしていた。
私は先生の胸に顔を埋めて、思いっきり泣いた。
子供のように、わんわん声を上げて泣いた。
そんな私を先生は何も言わずにギュッと抱きしめ、私の髪を優しく撫でていた。
土曜日の真っ昼間の河川敷。
こんなイケメンに抱きしめられて泣いている私は、周りからどんなふうに見られてるんだろう……。



