「あ…っ…」



さすがに堤防の上と下で
距離が離れているといえど
勝手に眺めて口ずさんでいた
なんて恥ずかしすぎる。






(ここは……逃げるが勝ちッ)




あたしは思いっきり
飛ばして家に
帰ったんだ。