ジィッ――――



(うわー、視線が痛い…)



いたのは予想通りのヤンキー、ギャル、ヤクザ…



すると、熊みたいな先生が


「お前ら、遅刻の椿木と空峰だろ!!お前らはD組だよ!!ここはA組、さっさと行けェ」


……なんかあの先生が言うとクラスって言うより、ヤクザの組の名前みたい…。
はっきりいって

 コ ワ イ



「そうっすかー、親切にどーもー」


翼はまた慣れたように受け流して扉を閉めた。


「な?ヤンキーばっか」


「うん…」


「んじゃ、行くかD組」