「…蜜?」 (…っ!?) 「何してんの!?」 「なんだ…翔生か」 「悪かったな」 「もういいや。こんなとこで会わなくても。どうせ入学式で会えるもんねっ★」 あたしは翔生に向かってブイサインをした。 「…あぁ」 (何ー?そっけないなぁ) あたしはもう一度後ろを振り返った。 「やっぱり…京汰じゃなかったのかも」