「これは、事件です」
いや、事件だよ!!!
あれから月日は
流れに流れて
季節は受験発表。
「あたしの…番号があるっ!!!」
テンションだだ上がり
なんですけど―――――↑↑↑
すると
「みぃーつッ★受かった？」
「翔生!!もちろん受かりました!!」
そう。彼は
新土羽 翔生。
あの日から
よく連絡を取り合っていて
今は彼氏です★
……という冗談は無しで。
今は
《時々ムカつく友達》
です。
翔生もこの高校を
受けていたらしく…
「俺も受かったしっ★」
「マジ!?おめでとっ」
「ま、蜜が受かって俺が受からないなんてあり得ないんだけど」
「なんだって？」
「蜜ちゃん、怖いー」
でも、これで
ず――――っと
あの日の川原以来
会えていない
京汰に会えるんだ……
