「失礼しまっすー」


「早速だが椿木ィ…高校はまだ決まってないのか!?こう7月となりゃあ、引退して本格的に受験勉強に励む奴らが出てくる中でだな…」


「はいはいはいはい。決まりましたよ」


「は?何を?」



…てめぇがうるさく言ってる
高校だよ!!!



「高校以外あるんですかー?」


「え、あ、あぁ。何だ、その、決まってたのか」



自分で聞いといて
何をキョドる必要が
あるんだよ。
しかも読点→(、)
多いんだよ!!



「まぁ、先生に言ってくれたらよかったのになぁ、良かった良かった。んで、どこにしたんだ?」


「A大学付属高校」


「は?」



センセー。
京汰みたいな顔↓
    (゜言゜)?
になってますよー。
あ、間違えた。
京汰と先生じゃ
同じ顔なんか出来ないか。



「高校が決まったのはいいが…A大学付属か?お前の実力でも行けるがなぁ…」



今サラッと
酷いこと言いやがった。



「あたし、A大学付属高校って決めたんで★じゃあさよならー」


「おいっ、椿木!!!」



すいませーん!!
でも京汰に会いたいんで!!