「実は、、、」

「実は?!」

「さ、櫻井。」

「えっ? ごめん聞こえない。もう1回」

「っ・・・櫻井・・。」

「さ、く、ら、い・・・・って櫻井?!」

「はい。。。」

「まっまぢーーーー?! 2度目のびっくりだよ!!!」

「だ、だろうね。。。あたしもビックリだもん。」

「だってあのん、さっきまでウザい&ムカつくって言ってたんだよ??」

「うん。。。だからあたしも、それはないと思った。」

「けどなんで? いつ気づいた訳?」

「、、ママにゆったの。 櫻井のことが頭から離れないんだけどって。 そしたら、それは恋よって言われて。。。 ほんとびっくり。 あたしそれを否定しつつも櫻井のこと考えちゃうんだもん。」

「頭から離れなかったんだ、、、(微笑) ってか、あのん・・・それママに言われて気づいたの??」

「気づいたって??」

「だから・・・櫻井のことが好きだって。」

「うんそうだけど。」

「ハハっ。笑えるー。普通にわかるだろー。恋に落ちたって」

「だ、だってあたしは、かなみたいに恋愛経験そんなにないし!」

「それもそーか(笑)」


かなとの笑いが続き、約1時間後あたしは電話を切った。。。


あたしは、櫻井健杜に恋をしたのか。。


そう。 ここから、あたしの恋は始まったのだった。。。