イジワル王子に恋して

「彩!帰んぞっ」


その声にクラスの女子達が一斉に彩子を睨んだ。


放課後
圭くんのいきなりのご登場。

まさか、これって
お迎え?

朝はさっさと
行っちゃったくせに。


でも
やばい…

めちゃくちゃ
嬉しい。


でも…
視線が痛い。


「な…なに?」


ちょっと
上から目線になってみる。

圭くんは
そんな彩子を見下ろすと
睨みつける。

「バカ。じゃあ置いてく。」


しまった。


「あ…待って」


彩子は慌てて
バックを取りに戻ると圭くんを追いかけた。