駄々をこねるリュークを力ずくで職員室に押し込め慶ちゃんに引き渡し、いつもより一層泣きわめく由稀を1年の教室にぶちこんできたのだ。 もうかなりの体力を消耗してしまった。 「まぁ由稀くん辺りが駄々でもこねたんでしょ? いいよねー、あたしも由稀くんに駄々こねられてみたーい!!」 「…よく言うよ。 由稀みたいな駄々っ子、姉の私でもほんと手に負えないから」 「そこがまた由稀くんのチャームポイントなんでしょ~? 学校のアイドル3人とも独り占めなんて、千夏にはもったいないよね」