自分の魂胆を暴露されてしまったから、もう開き直るつもりなのか…… 不敵な笑みも、2人の時と全く同じ表情だ。 「ちーちゃんが……ガラクタ………?」 「そうよ、当たり前じゃない。 兄弟がいなければ、何の価値もない人間」 ……わざと挑発しているのだろうか。 瑠璃からこんなことを言われるのは、相変わらず心をずたずたに切り裂かれた気分だ。 …しかし、今の状況は感傷に浸ってばかりいられるものではない。 4人分の殺気が無機質な倉庫の中に充満して……