普段から頼りない慶ちゃん。 真面目なのに、どこか抜けてる稜ちゃん。 昔から泣き虫だったリューク。 存在自体が不安要素の由稀。 …全く協調性のないメンバーのようにも思える。 だけど、私はなんとなく大丈夫な気がしていた。 大丈夫、きっと助けにきてくれる。 どこにも確証はないのに、釈然とそんな気がする。 そんなことを思っていると、不思議と気持ちが楽になってきた。 …そうなると、沸々と胸の底から沸き上がる感情がひとつ。