「稜介おかえり~」 由稀も迎える中で、3人揃ってご飯を食べることにした。 「平日に3人揃うのも珍しいよね」 「ほんとだね。 僕とちーちゃんが早くても、稜介いつも遅いし」 「…3年はいろいろと忙しい」 「稜ちゃんなんて、ましてや剣道部主将だよ? 由稀も勘弁してあげてよ」 「僕、別に稜介を責めるわけじゃないんだよ~? ちーちゃんいたら、あとはどうでもいいし」 「…由稀、あんた何気に性格悪いよね」 夕食の準備ができて、みんな席に着いた。