朝、英太に声をかけられて公園に来ていた。
「咲?
ああ…俊の。」
「会ったことある?」
「あるよ。すごい可愛いよ。真っ白くて天使みたいだ。」
やっぱり可愛いんだ…
「写メあるよ。みる?」
「ううん…」
見たくなかった…。
しかも英太とも会うくらい公認の仲なんだ…。
彼女がいるのに、私…キスしちゃった…
最低だ…
英太が
ゆっくり肩にもたれ掛かってきた。
この人は私を大切にしてくれてる…。
俊の事は忘れよう…。
完全に俊にひかれている気持ちを確信していた…
いつの間にこんなに好きになっちゃってたんだろう…。

