「みなさん彼女とかいたりするんですか?」 璃音は何気なく聞いた。 俊が 寝言で《咲》って言ってたのも気になったいた。 「気になるっすか?」 有紀生は 璃音の肩をさりげなく抱いて顔を近付ける。 (ひっ!///) 「ちょ…///いや、なんとなくです。」 璃音は有紀生を押し返した。 「あはは。いないっすよ。俺は。」 「…俊さんは?」 「え?俊?」 有紀生の顔がくもる。 「前、寝言で咲って言ってて彼女かな〜って。」 「あぁ…咲ね。まぁ、俊の大事なやつっすよ…。」