「浩兄!璃音ちゃん、今日休みかな〜」 「うん。みたいだよ。」 「家にいるのかな〜…」 「?」 「あ゛〜!忘れてた!また怒られちゃう!」 俊は思い出したように慌ただしく、いってしまった。 (なんだよ。あいつ…) 「俊、最近おかしいんですよね。多分恋してます。」 気付くと昌が横に立っていた。 「え?」 「相手は…誰ですかね。」 昌は 不敵な笑みをうかべている。 「お前その顔、わかってんだろ。」 「いや…しりませんよ。」 昌はにやっとすると いってしまった。 (まさか俊も…)