「英太さん…美味しいですか?」 璃音は思い切って話し掛けた…だって今日話してないもん。 「うん。うまいよ。」 少しの沈黙のあと、 英太は顔をあげずに答える。 その冷たい言い方に 璃音はなんだか泣きそうになった。 なんで? なんでそんな冷たいの…? 私… なんかしたのかなぁ… 胸がギュッとつぶれそうになった。