彼氏はアイドル!?

次の日は撮影もはやく終わり、
スタッフ達と飲みに行った。

菜月は璃音に合わせる顔がないと参加せずに帰っていった。

だけど璃音があんな事言う訳がない…

なんか理由があるはずだ。


ふと璃音を見ると、ちょうど席を立つ。

トイレか…

菜月の事を話そうと思った。

周りにばれないように璃音を追う。


璃音は何故かトイレを通り過ぎ、奥の角をまがる。

声をかけようとした瞬間、違う声が璃音を呼んだ。


「璃音ちゃん…!」

俊だ…。

そっと覗きこむと
通路の裏で璃音を愛しそうに抱き締めている俊の姿が見えた。

「もう…俊さんったら…。」

「会いたかったんだもん…。」

「私も…」

嬉しそうに微笑む璃音に胸がぎゅっと締め付けられる。


そして
俊は腰をかがめると、璃音の唇を塞いだ…

ゆっくりと俊が璃音の腰をひきよせる…。


だんだん深くなっていくキスに
英太は息苦しさを覚え、その場を離れた…