彼氏はアイドル!?

タクシーはなんだか妙な空気が漂っていた…

「…」

「璃音ちゃん…」

俊がすっと璃音の手を握る。

「まっ…麻衣子…と何もなかったの?」

突然の展開に(名前)の口はムードを壊すような発言をしてしまう。

俊の手がすっと離れる。

「だって、麻衣子ちゃん…すぐに違う部屋に行ったし…」

「えっ。だって麻衣子ぉ…タイプでしょ?…昌さんが言ってたもん…。」

緊張からか、
素直な言葉が全然出てこなかった…。

「…僕の事ばかにしてるの?僕はそんなにコロコロ女の子を好きになるわけじゃないんだよ。」

俊の目は真剣だった…