彼氏はアイドル!?

「ちょっと飲みませんか?」

麻衣子は部屋に入ると
冷蔵庫にあるビールをとりだしてコップについだ。

「じゃあ一口だけ…」

麻衣子はビールを一口飲むとグラスをテーブルに置いた。

「ねえ…俊は璃音の事好きですよね…?」

はっきりと言い放った麻衣子に
俊はごまかすことなくうなづいた。

「…はい。」

「璃音も俊が好き…でしょ?」

「違うよ…僕は一回ふられてるから。」

「え…」

俊はビールをあおった。


璃音は英太を選んだ…
今頃…


はあ…

ビールが回って、頭がもうろうとしてくる。


あの日のように…。

あの時も僕はビールを飲んで…

ふいにその時の事が
頭に浮かぶ。


僕はトイレで…

璃音がきた…?

それで僕は…




そうだ。
キス…キスした…


璃音の悲しい瞳の理由がやっと分かった…

最低だ…僕…