彼氏はアイドル!?

結局、行けなかった…。

こんな英太をほおっておけなかった。


璃音を抱き締めながら眠ってしまった英太の胸の中で、
眠れぬまま、朝をむかえた。

起こさないように部屋を出ると、
廊下の自動販売機に向かった。

温かい
ミルクティーを買って、ベンチに腰かけた。

(俊と麻衣子…どうだったのかな…)

璃音の位置から二人の部屋が見える…

どうしていいか分からなかった…

胸がわしづかみにされたような痛みに襲われた。


有紀生は俊に彼女がいないと言っていた…

だけど
だからといって
俊に行く気分にはなれなかった…

私は英太を傷つけた…。