「……由美買いすぎじゃね?」 はぁ、と祥吾が溜め息を吐く。 「なんで祥吾に言われなきゃいけないのよ」 「……俺が持ってやってるからに決まってんだろ」 持ってやるなんて言ったのはそっちじゃないか。 「由美は昔から遠慮と言うものを知らない。」 はぁ、と祥吾が溜め息を吐いた。 祥吾にそっくりそのままその言葉を返したい。 「溜め息すると幸せが逃げるよ」 「誰が俺の幸せを逃がしていると思っているんだ。」 いや、私の今までの不幸は誰が作っていると思っているのですか。