《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜

呆れたような苦笑を浮かべ
ながら言う爽介。


そりゃ、言ってることは
そのとおりだけど……。


「――あたしはそんな、
簡単には冷静になれないわよ。

正直気が気じゃないわ」


「なんでだよ。

オレが信じられないのか?」


「な――――!」


ナニ言ってんのよ。
……イジワル爽介。


言ったじゃない。

爽介のことなら、どれだけ
でも信じられるって。


――今だって、信じてる。

きっと二次審査を通過して、
パリ行きのチケットを手に
入れてくれるって。


信じてる、けど……。


「――信じてたって、
心配なものは心配なのよ」


あたしは俯いて、モゴモゴと
口の中で転がすみたいに
そう呟いた。


「あ? 聞こえねー」


やたら芝居がかった口調で
突っ込んでくる爽介。

……ゼッタイ、ワザとだ。


「――傍にいれないから、
心配だって言ってんのっ!!」


あたしは半分開き直って、
人目も気にせず大声でそう
叫んでやった。


だって、そーでしょ。