「そりゃそうやわな。君らに迷惑かけてまうもんな。ごめんな。でも聞いてもらったら、少し楽になったわ。ありがとう。ほなな」


と悲しそうな顔なのに無理に笑って、ハルさんは自分ねミルクのホッペタをつねって消えてしまった。




と同時に涙をポロポロ流すミルクが戻ってきた




「くぅー。このままじゃ…あかんって…ハルさんだ…けじゃなく、先生もやすさんもかわいそう…やわ」

と泣きながら訴えてきた



「ハルさん…くぅにはさっき言ってなかったけど…このままじゃ先生…大切な赤ちゃん…殺すくらいなら…って…ハルさんの所に2人で…って…自殺も考えてる…みたいやで」



ハルさんの気持ちが伝わるミルクにとって、とても苦しくて悲しいことだろう




「みぃは恐くないん?昔みたいになったらどうするん?」


くるみがミルクに聞いた


「恐くないっていったら嘘になるで。でも私にはみぃがいるし、私達にしかできないこともあるんやん。ここで何もしなかったら私達見殺しするってことやねんで?そっちのほうが嫌やわ」



私にはみぃがいる…

うちにはくぅがいる…



ミルクの気持ちがくるみの気持ちを変えた





2人は急いでもう一度ハルさんに会いに行くため学校まで走った