ある日の朝お母さんに言われた。



「お父さんの出張が長引くみたいで引っ越す事になっちゃった。」




ありえない。



じゃあ一輝とはさよならなの?



何も言えず、気がつけば一輝の部屋に向かっていた。
中に入ると一輝はいつものように漫画を読んでる。




固まってる私に一輝は聞いた。




「どうした?」




ただ涙が溢れてその場に崩れ落ちる。




「おい!何があったんだよ!!!」



とボロボロになった私を椅子に座らせてくれた。