一輝の肩に頭をのせた。 「どした?」 「別に…。なんか怖いなって…」 「なにが?」 「今この時間が幸せすぎて 怖い。 いつか別れがくるかもしれない。 そう思うと胸が張り裂けそうになる」 一輝は何も言わず私の手をギュッと握りしめた。