部屋に誰かが入ってきた。 一輝くんだ。 「今すごい音したけど、なんかあった?」 「別になんでもない!出てって!!!」 一輝くんを部屋から追い出した。 ごめん、一輝くん。 あの男を好きな気持ちはどうする事もできないんだ。 実の兄を好きになるのはおかしいってわかってる。 でももうどうする事もできない。