ひと夏の経験









意味わかんない男とは
ご飯なんて食べられない。



そう思い、誰よりも早く食べ、風呂に入り、布団に潜り込んだ。





その時、




コンコン!!



ドアを誰かがノックした。





「はい?」




と起き上がる。



中に入ってきたのは一輝くん。




「なに?」




「別に…暇だからさ」





「私もう寝るんだけど」




「え?飯は?風呂?」




「食べたし、入った」





「ぎょえ~~!!!!」




なにがぎょえ~!!!!
だよ…。