夜道を一人で
怖さを我慢しながら
歩んで行ってると
なんだか誰かに
何かに
見られてるような気がする

明日へ向かうためには
どうすればいいのだろうと
身体だけで考えてても
どうしようもできない

迷ってしまったら
街灯に感謝しながら
照らされた道を進むのよ

いつもより
帰る時間が
遅くなってしまった
前をふと見たら
なんと何本もの歩道が
枝のように

私を誘うかのように
風が後ろから私を押すよ
でもここは私自信の
考えで行動したい

細い道
太い道
上り道
下り道
たまに横には
「僕を使って上へ行け」と
書いてある木々が立っている

出口は見えないけど
まだ輝きが足りない石が
私のポケットに入って
導いてくれてる
あの街灯や木々のように