あなたを恋しく想い
外を見ると
積もりはしない
軽い綿が
桜をバックに
舞っている

大粒の
奇麗な白色
よく見てみると
氷の結晶をかたどってる

風の力にもより
速度は違って来る

早くあなたの顔が見たい

でも少し経つと
踊りはおしまい
あの柔らかい床は
まるで私の踏み台のために
作られたかのように