桜並木を横目に見ながら足を前へ進める。 掲示板の前まで来るとビックリするぐらいの人だかりが出来ていた。 「これじゃクラス発表見えないじゃ〜ん…」 完璧にイライラしてる真莉。 「まだ時間あるしさ! 待ってたら見えるって♪」 楓がちょっと焦りながら真莉をなだめている。 私達はいつもこんな感じ♪ お調子者の真莉! クールビューティーな楓☆ いたって平凡な私。 いくつになっても ずっと一緒にいたい♪ この思いはみんな同じだと思う。