――…ッ// 私は一人、顔を赤くしながら乱れた髪や制服を直して、先生の後を追うようにして保健室を出た。 「やっぱ誰もいないか…」 教室に戻ってみると、思っていた通り誰一人いなかった。 時間も時間だし 当たり前だよね〜… 自分の机の中をガサゴソとあさり明日の授業で予習をしないといけない分のノートや教科書やらをカバンに入れた。 よしっ―… 帰って早く寝ちゃおっかなぁ そんな事を考えながら教室の入り口を振り返った私は驚きの声を漏らした。