「入学…おめでとう♪」 私の背中に回していた腕を緩めて、先輩は少しハニカミながら言った。 ウッ……ヒック…ッ…… 自然と涙が出た 悲しいわけじゃない。 すごく嬉しかったんだ… 今、先輩と同じ学校の生徒として認められたことが。 大好きな先輩とこうしていられることが。