「うちだけ仲間はずれとか ホント最悪じゃん…!」 座席表にもう一度視線をやると、真莉の席は私達と正反対のところだった。 「………真莉? クラス一緒なんだからっ♪ いつでも喋れるじゃん!」 「そーだよ〜 大丈夫、大丈夫♪(笑)」 楓と私が口々に真莉を慰める。 「そーだけどさぁ…」 まだ何か言いたげな真莉を無視して、私と楓は席に着いた。