Morning moon

奏美とサランは、最後に王と王妃の元に戻った。

「今日はこのような素晴らしい式をありがとうございました。」

二人揃って頭を下げる。

「サランよ。お前は王子ではなくなったが、わしの息子じゃ。またいつでも遊びに来るがいい。」

「はい、そのつもりです。」

「奏美さん。早く二人の赤ちゃんを見せて頂戴ね。」

「っ…えっと…はい…がんばります…。」

全ての人に祝福され、式は閉会した。

そしてサランと奏美から、魔法界の人全てに、リーフが贈られた。

空からたくさんたくさん降らせ、来れなかった人には魔法玉で送った。

朝露の付いたリーフ

キラキラと舞い降りる。

全ての人に幸福と平和を…

タイムリミットが近づいていた。