Morning moon

「おばあちゃん、ありがとう。」

「奏美、私の方がお礼を言わなくちゃいけないよ。またこうして娘夫婦と再会できたんだからね。」

「それなら私じゃなくてサランに言って頂戴。」

「そうだった。王子ありがとう。」

「僕はもう王子じゃないですよ。あなたの孫娘の婿、音成沙欄です。」

「呼びなれないからね、つい王子と呼んでしまうこともあると思うが、悪く思わないでおくれ。」

「もちろんですよ。サンドラさんも、花摘みとして、まだまだがんばってもらいますからね。」

「わかっているよ。」