Morning moon

二人で笑う兄弟を見て、ミリーは奏美に聞いた。

「あの二人なんで笑ってるのかしら?」

「あ…あのね、ミリー落ち着いて聞いてくれる?」

「ええ。」

「実は…。」

「えーーーー?!」

「全く私たちだって大変だったのに、あの家系は本当にもう!」

ミリーはこれから苦労が絶えないだろう。

でも言葉の割に、幸せそうな笑顔だった。

きっと自分たちの約束を思い出しているのかもしれない。