Morning moon

何も気付かず遊ぶ奏美と理華のすぐそばに触手が1本現れた!

「キャ!」

悲鳴より早く触手が理華の身体に巻き付いた。

「理華!」

理華の身体が海底に引きずり込まれる。

奏美の動揺がオーラになって海面に伝わった。

理華の周りの水がひき、そこだけ穴があいて、理華の呼吸が守られる。

奏美は次にすることを必死で考えた。