歌っている時もるなは結構な回数で水を勧めてきた。
そんなるなが可愛いくてそのたびに水を飲んでいたから俺の腹は水っ腹だ。
翼は優等へのアピールで必死だった。
この前の雑誌の男心特集でモテるカラオケ曲は頭に叩き込んであった。
「優等君どぅだった?」
歌い終わり優等に満面の笑みをむける。
「上手かったょ!
お疲れ様」
王子のょぅな微笑みと言葉がうれしかっ た。
時間も迫ってきて最後を千尋と歌った。
私は優等君と歌いたかったのに~!!!
千尋いわく、
「優等がうますぎたから最後に歌わなければ俺の声がのこらない!」
と気持ち悪い事をいっていた。
