「あぁ~るな!! 待ちくたびれたょ」 「私は空みたいに 暇人じゃないんですょ~!!」 軽くベロを出して空をからかう。 するとさっと近寄ってきて私の髪に触れる。 いきなりの行動に私の動きは停止した。 そんな体とは対象的に鼓動は早鐘のように速く音を刻んでゆく。