部屋に入ると、部屋は真っ暗だった。

もう深夜近いこともあって、ものすごく静かだった。

「働いて汗、かいちゃったからシャワーあびてくるね」

そういって、夕菜ちゃんが電気をつけて、脱衣場に向かった。


「俺も一緒に浴びていい?」

夕菜ちゃんを背後から抱き締めて、耳元で囁いてみた。
夕菜ちゃんの、耳がぴくりと動いた。

仕草ひとつひとつが可愛らしい。

夕菜ちゃんは、こくりと小さく頷く。

こ、、興奮する。素直にそう感じた。