―ある日の放課後―

「アレン!どこに連れていくのじゃ?」

「一緒にかくれんぼして遊ぶぞ」

あの入学式の次の日以来、魔王はアレンと遊ぶことが多くなった。
いや、アレンに半分拉致られ気味に遊んでいるが正しいか。

そのおかげで魔王の周りにも友達というものが出来る。

アレンはやっぱり目立っていた。

家に帰ってそんな話を楽しそうにアーサンやメイヤに話す。

アーサンは何故か怒っていた。




修得:協調性