神は五百年前、大きな過ちを犯した。

『光と闇』に分けたこと。

人は誰しもが『光と闇』を持ち、生きている。

憎しみ、思いやり、嘘をつき、人を助け、時に殺し合い、そして愛し合う。

それを分けたことで世界の秩序が乱れてしまった。

いや、勇者と魔王の運命が乱れてしまった。

だが。

もえは最後に『正の力』の最高の形『愛』を手に入れ、神の乱した運命を自らで変えた。

光と闇が共に……。




修得:愛の結晶