小屋で一晩明かし、翌朝早速旅立った(老人に無理やりたたきされた)清龍。 目指すは魔王城。 ところが…… 実は極度の方向音痴であった清龍は、早朝の霧の中で迷子になってしまいました。 「ここ、どこだ……?」 なぜかよく当たる勘も、寝起きのぼんやりした頭では使い物になりません。 大した危機感もないまま歩き続けること数時間。 やがて清龍はどこかの洞窟のようなダンジョンに迷い込んでしまいました。