「真人はおネムの時間なんだ!!」 魔王に問われ、正直者の橙悟は本当のことを言ってしまいます。 それを聞いて魔王は笑みを浮かべてこう言いました。 「へぇ~、それって僕程度を愉しませるには2人で十分ってことなんだ?」 これ以上ないほど美しい笑顔の下に隠された棘。 その毒に当てられてしまった海晴と橙悟は何もできないまま、すごすごとお城を後にしました。