「セイ、惜しいんだけどちょっと違うね」
含み笑いをしながら指摘するのは紫水!!
あの人やっぱり気付いてたんだ。
一方の清龍は黙って首を傾げている。
微笑ましいね。
紫水みたいにわざととか嫌がらせじゃなくて、この人は本気でわかってないみたいだ。
「ふざけんな!!
テメー、早く下ろしやがれ!!」
遥が暴れる。
すると……。
「ん……」
バッ。
『「あ……」』
ビタンッ。
頷くと同時に清龍は手を放して、支えを失った遥の身体は瞬く間に床へと落ちちゃいました。
「……ってぇな、おい!!
なに急に手ぇ放してんだよ!?」
「急じゃない。
遥が放せって言った」
「俺様は放せなんて一言も言ってねぇよ。
降ろせと言ったんだ」
遥、清龍。
あなたたちは小学生ですか?
「フフフッ……」
紫水も笑ってないで止めてよ!!
含み笑いをしながら指摘するのは紫水!!
あの人やっぱり気付いてたんだ。
一方の清龍は黙って首を傾げている。
微笑ましいね。
紫水みたいにわざととか嫌がらせじゃなくて、この人は本気でわかってないみたいだ。
「ふざけんな!!
テメー、早く下ろしやがれ!!」
遥が暴れる。
すると……。
「ん……」
バッ。
『「あ……」』
ビタンッ。
頷くと同時に清龍は手を放して、支えを失った遥の身体は瞬く間に床へと落ちちゃいました。
「……ってぇな、おい!!
なに急に手ぇ放してんだよ!?」
「急じゃない。
遥が放せって言った」
「俺様は放せなんて一言も言ってねぇよ。
降ろせと言ったんだ」
遥、清龍。
あなたたちは小学生ですか?
「フフフッ……」
紫水も笑ってないで止めてよ!!

